子育て

保育園と幼稚園の違いで将来の学力に差はつくのか?

保育園と幼稚園の違いで将来の学力への影響は?
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こんにちは、よぱです^^

幼児教育無償化の制度が始まって早くも1年半になりますね。

3歳の娘を育てる我が家でも、保育園にするか幼稚園にするか、検討を重ねてきました。

結論として、現在2歳児クラスで通っている認可外保育園に引き続き通うことに決めましたが、「3つ子の魂100まで」ということわざもあるように、大切な幼児期に我が子が毎日過ごす場所を決めるのは、いろいろ悩むところもあるかと思います。

今でこそ、保育園に通わせる家庭も一般的になりましたが、夫婦ともに幼稚園育ちだった我が家も含め、祖父母世代の中には「保育園はやむを得ない事情のある家庭が選ぶ場所、子どもの教育には幼稚園の方が良い」といった考え方も根強くあるようです。

そこで、元保育士でもある私が、保育園などでの仕事や自分の子育てを通して発見した、幼稚園と保育園の違いや、将来の学力などへの影響について、お話していきたいと思います。

 

保育園と幼稚園の違いは何?

保育園と幼稚園の違いで将来の学力に差はつくのか?

保育園と幼稚園には、それぞれ特徴や違いがありますが、どちらが良い、悪いということではなく、家庭のライフスタイルやお子さんの性格、興味関心によって、居心地が良いと感じる場所は違ってくると思います。

周りのお友達が通っているから、知り合いがいるから、近所だから、知名度があるからなど、選ぶ基準、大切にしたいポイントは人それぞれ。

もちろん周りの声も無視はできませんが、実際に親子で入園候補の園に足を運び、先生方やお友達の雰囲気を感じてみること、フィーリングが合うかどうかが大切なことです。

ちなみに私自身、かれこれ37年前に、親が勧めた幼稚園を入園手続き直前に拒否して、姉と同じ幼稚園に行きたいと、駄々をこねたそうです。

若かりし母は、一晩眠れずに悩んだ末に、ママ友たちが勧める幼稚園を辞退し、私が行きたいと言った姉と同じ幼稚園に入園させてくれました。

正直なところ、幼稚園時代の記憶はあまり残っていませんが、そうやって母が自分の意思を尊重してくれたことには、今でも感謝しています。

それでは、保育園や幼稚園の特徴や選ぶポイントについて、お話していきますね。

 

保育園ってどんなところ?

保育園と幼稚園の違いで将来の学力に差はつくのか?

保育園と一言で言っても、その設置母体や規模、対象年齢などは本当に千差万別です。

大きくわけて、「認可保育所」と「認可外保育所」の2種類があります。

園によって違いはありますが、朝7時30分頃~18時頃まで、保護者の通勤時間も考慮して、開園時間が長いことと、基本的に給食、おやつがある園が多いことが特徴です。

 

認可保育所について

簡単に言うと、認可保育所は自治体の認可を受けて補助金で運営されている保育所のことで、受付や入所決定はお住まいの自治体(市役所、区役所、町役場など)で行われます。

地域によって入所要件は若干異なりますが、多くの自治体では「保育に欠けている児童」が、入所要件になっています。

「保育に欠ける」とは、夫婦共働きであることや、病気や障害、介護、災害復旧、求職活動中などの事情で、日中子どもの世話をする人が居ない、という状況を意味しています。

つまり、夫婦どちらかが就労していない、いわゆる専業主婦・主夫の家庭は対象にならないことが多いです。

地域によっては、就労要件に関わらず入所できる自治体もあるようですが、待機児童が多い地域では、優先順位がかなり下がるか、受付していないこともあるかと思います。

 

認可外保育所について

「認可外保育所」とは、無認可保育所、届出保育所など、様々な呼び方がありますが、自治体の補助金を受けずに、設置母体が独自に運営している保育所のことです。

一時期、無認可保育所での子どもの事故などに関する報道がされたこともあり、何となく、無認可=怖い、不安といったイメージを持つ方もいらっしゃるかもしれませんね。

ちなみに、我が子が1歳から通い、3歳以降も引き続き通い続けることに決めた保育園は、認可外保育所です。

通い始めたきっかけは認可保育所の審査に落ちたことでしたが、見学に行った時に、園長先生が「認可では出来ないサービスを提供するために、あえて認可外で運営している」と話されていたことが印象的でした。

実際、園バスで自宅だけでなく市外の祖父母宅への送迎も対応し、保育時間中にスイミングやピアノなどの習い事も出来るなど、細やかなサービスがあり、何より保育士さんたちがゆったりした雰囲気で接してくださるので、この園でよかったなと心から思っています。

認可保育所は、自治体のルールで世帯収入によって保育料が変わりますが、認可外保育所の場合、園が保育料を決定しますので、我が子が通う園の場合、世帯収入による保育料の差はなく、3歳児クラスは月額37,000円と、全世帯で年齢別に設定された一律料金です。

収入が少ない世帯にとって「認可外は保育料が高い」とよく言われますが、我が家の場合、妊娠中の共働きの世帯収入で計算された認可保育所の保育料が、0歳児クラスで56000円と結構高額で、認可外でも月額55000円だったので、そんなに変わらないか、むしろ認可外の方が少し安いという場合もありました。

 

幼稚園ってどんなところ?

保育園と幼稚園の違いで将来の学力に差はつくのか?

保育園と幼稚園の最大の違いは、管轄する役所が違うという事です。

主に、保育が欠ける(=働く家庭)の児童の福祉を支えることが目的の保育園は厚生労働省が管轄する「児童福祉施設」であるのに対し、幼児期の教育を行うことを目的とする幼稚園は文部科学省が管轄している「教育機関」です。

この定義からすると、祖父母世代が言う「保育園はやむを得ない事情のある家庭のもの、子どもの教育のためには幼稚園が適切」という考え方も、理にかなっているかもしれません。

 

幼稚園と預かり保育について

幼稚園の特徴としては、基本的には就労していない家庭が対象で、保育時間が9時頃~14時頃までと短めで、水曜日は午前保育といった園もよく聞きます。

学校と同じく、夏休みや冬休みなどの長期休みがある園が多いことも、特徴のひとつです。

給食がある園もありますが、曜日によって決まっていたり、家庭からのお弁当持参が原則の園も多いようで、この時期になると「幼稚園児のキャラ弁作り」といった本が、図書館や本屋さんでよく見かけるようになりますね。

ただ、ここ数年の共働き家庭、保育園の待機児童の増加などの社会的ニーズを受けて、幼稚園でも夕方まで預かる「預かり保育」の制度を設ける園も増えています。

 

認定こども園について

幼稚園と保育園を合体させた「認定こども園」など増えてきましたね。

幼児教育無償化の制度を利用する場合、幼稚園部分は誰でも無料ですが、預かり保育の部分は、認可保育所と同じく「保育の必要性」の認定を受ける必要があります。

園によって方針は様々ですが、幼稚園は教育機関なので、集団での活動や、座って話を聞くこと、制作やリズム運動、読み書きを教わるなどの活動は多めかもしれませんね。

確かに私が首都圏の幼稚園に通っていた35年前は、保育園に通う子どもは自営業か共働き、ひとり親家庭が主流で、幼稚園も年中(4歳児)からの2年保育が主流で、年少(3歳児)クラスは1クラスのみでしたが、30年も経てば時代は変わるものですね。

「保育園はただ子どもを遊ばせるだけの場所」といった声も、私が社会人になった15年前頃はよく聞きましたが、実際に自分が保育園で働いてみて、全然、「遊ばせるだけじゃない」という現実をひしひしと体感しました。

保育園でも制作やリズム運動の時間はありましたし、子どもの興味関心によっては読み書きも取り入れているところもあります。

幼児期の子どもに読み書きを教えることも賛否両論あって、一概にどちらがいいとは言えませんがね。

ちなみにうちの娘は、3歳児でも文字や数字に興味を持っていますが、勉強っぽいことをさせるよりも、幼児期にしか出来ない、のびのびと遊ぶ体験こそ大切にしてあげたいな、と親としては願っているところです。

 

保育園と幼稚園の違いで将来の学力に差はつくのか?

保育園と幼稚園の違いで将来の学力に差はつくのか?

結論から言うと、幼稚園か保育園か、幼児期に過ごす場所によって子どもの将来の学力に差がつくことはない、と私は考えています。

大学受験の願書や就職活動の履歴書に書くのは、高校卒業からが一般的で、就学前に過ごした場所が、将来の進学や就職に影響することはありません。

ちなみに我が家は夫婦ともに幼稚園育ちですが、夫は高等専門学校を中退し、私は大学を一度中退しています。

高専や大学受験に合格するだけの学力があったのは事実ですが、幼児期に過ごした場所が保育園か幼稚園かで、何か違いがあったとは思っていません。

いずれにしても、受験に受かることがゴールではなく、高等教育でどんなことを学び、どんな社会人になりたいのか、自分なりのビジョンをもつことが、卒業後の長い人生を、自分らしく幸せに生きていくカギになると、私は考えています。

 

まとめ

保育園と幼稚園の違いで将来の学力に差はつくのか?

ここまで、保育園と幼稚園の違いや特徴、将来の学力に差がつくのかどうかについて、元保育士で3歳児を育てる母親でもある私の立場から、お話させていただきました。

もちろん、やりたい夢を実現するために、学力は高いに越したことはないでしょう。

人間誰しも、自分がやりたいと思ったことなら、いくらでも努力を惜しまないものです。

大切なことは、幼稚園か保育園かという場所ではなく、我が子の興味関心や性格を知って、親子ともに居心地の良い場所を見つけることだと思います。

「ここ」と決めた場所で、居心地よく過ごせるように、親も子も肩ひじ張らずに自然体で周りの人と関わっていきたいものですね。